タロットミュシャで、正逆採用をやめてみる

このたび、以前から気になっていたタロットミュシャさんをお迎えしました。

しっかりした箱に、ピカピカの質感のカード。上質な感じです。

私はけっこう型にはまるタイプなので、買う前に絵柄がどれくらいウェイト版に準拠しているかということを吟味したうえで購入しました。

実際に手に取って見てみても、やはりそれなりに重要なポイントはウェイト版に準拠していて、リーディングしやすいです。

なにより、美しい…!

("ミュシャ風"であり、ミュシャの絵ではないです。)


1枚目の画像を見た方はお気づきになったかもしれませんが、このカード、裏にしても正逆分かるタイプのカードなのです。

たしか結構前にもこのカードの購入を検討したことがあったと思うのですが、そのときは「正逆がわかる」ということがネックで購入しませんでした。

私の占いはランダムに引くタイプなので、正逆が分かってしまうと支障が出るのです。


でもここ最近、私の中で「正逆の採用をやめてみようか」という考えが出ていまして…。

というのも、最近はさらに直感重視の読み方になっているんですが、たとえば逆位置でも正位置の意味合いで受け取ったり、その逆もあるんです。

ですが、まあなかなか真面目な私は、「逆位置だしな…」と若干囚われるところがありw


あと、単純に逆位置だと絵柄が見にくくないですか!?私だけ?笑


そんな最中、長年使っていたウェイト版タロットとなんか話が通じないなということが増えてきました。

「なんかちょっと言ってること分かんないんだけど…私、どうすればいい?」と聞いてみたところ、「そろそろ買い替えたら」とのこと。

それで、タロットミュシャをお迎えする運びとなったのです。

なのでこれを機に、逆位置の採用をしないリーディングを試してみようかと。


逆位置採用を止めることで心配だったのは、「ネガティブな意味合いを取りづらくなるのでは?」ということです。

占いをする以上、ポジティブだけを見るわけにはいきません。

ネガティブもしっかり確認した上で、初めてご相談者様にメッセージを伝えることができるのです。


でも、このミュシャタロットを見てそんな心配はなくなりました。

例えば、上の画像は大アルカナの「審判」。

ウェイト版は正位置で出ると「復活」という意味で、おおむねポジティブな意味となります。

全員復活して「やったー!」という感じですよね。


ところが、右のタロットミュシャの「審判」は、生き返っている人もいれば、そのままの人もいます。

つまり、すべてはそれまでの自分の行い次第ということです。

正逆どちらの意味も含むんですね。


だからこそ、私のような直感重視の読み方では、カードを見たときのインスピレーションをそのまま採用しやすいのです。


ということで、これからタロットミュシャさんが新しいパートナー!

ちなみに、タロットミュシャが届く前日、「最後だから…」とずっと使ってたウェイト版タロットを触ったところ、1枚折れ曲がっていることに気づきました

折れ曲がっていると占うときに何のカードか分かってしまうので、占うことができません。

寿命だったのですね。


長くなってしまったので、タロットミュシャさんで初めてリーディングしてみた話は次回に!


(ちょっと検索してみたのですが、コロナの影響なのか品切れが多いですね…。

Amazonさんで売っているところを見つけました。↓)


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琴森はる

MORIGOYA

Twitterにて女神の占いbot稼働中! 占い師*琴森はる